2009年12月17日

住金、ブーシャンと薄板OEM インドで拡大需要捕捉

 住友金属工業は16日、印鉄鋼メーカーのブーシャン社と薄板のOEM(住金ブランドによる販売)供給について基本合意し、覚書を締結したと発表した。同日、現地で住金の友野宏社長、ブーシャン社のニーラジ・シンガル社長が記者会見を行った。

 ブーシャン社とは高炉一貫製鉄所建設に向けたオリッサプロジェクトへの技術支援を2007年12月に合意し、技術協力を行っているが、もう一段踏み込み、連携を強化する。住金ではOEM契約を機に拡大基調にあるインド市場での供給体制を整え、自動車を中心とした需要を確保し、薄板事業の成長戦略につなげる。

スポンサーリンク