2009年11月13日

住友金属、鋼板「転位」で強度 実用化にめど

 住友金属工業は高効率な自動車用無方向性電磁鋼板の開発に向けた取り組みを加速させている。自動車メーカーが進めているハイブリッド車、電気自動車など次世代環境車への対応強化を図るためで、このほど「転位で鋼板強度を増す」製造方法での実用化にめどをつけた。

 冷間圧延工程で生じる結晶構造の乱れである「転位」を焼鈍工程で調整し、低鉄損・高磁束密度とともに鋼板強度の上昇につなげる。現在、自動車メーカーにハイブリッド車・電気自動車用モーターの鉄心材料として採用を働きかけている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社