2009年11月12日

普通鋼電炉16社、全社減収 損益で明暗

 普通鋼電炉メーカー16社の2009年9月中間期(連結10社、単独6社)の業績が出そろい、全社が減収、経常ベースで共英製鋼など7社が増益、東京製鉄など5社が減益、トピー工業、JFE条鋼、ダイワスチール、住金スチールの4社が赤字となった。

 鋼材販売数量の減少に加え、鋼材販売価格の下落に直面したが、異形棒鋼を主力とするメーカーは健闘。鉄スクラップが前年同期比トン3万2000―3万6000円(40%超)値下がりしたことも利益を押し上げた。経常利益を上げた12社の売上高経常利益率(ROS)は10・8%と2ケタに回復。10年3月期の見通しは、13社が減収、経常ベースで11社が減益、豊平製鋼が増益、住金スチールが赤字見込みで、JFE条鋼など3社は公表を見送った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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