2009年11月2日

10―12月粗鋼2678万トン 経産省見通し

 経済産業省が30日発表した2009年度第3四半期(10―12月期)の鉄鋼生産計画の集計結果によると、粗鋼生産量は2677万5000トン(前期比253万8000トン、10・5%増、前年同期比37万8000トン、14%増)で08年度第3四半期以来の2500万トン超えとなる。同省が策定した需要見通しの2528万トンを149万5000トン、5・9%上回る。

 普通鋼輸出向けが約692万トンと過去最高水準に達するほか、国内では自動車向けに加え、建設機械でも需要増の傾向が出始めている。粗鋼生産は前期に比べ高炉が約210万トン、普通鋼電炉が約22万トン、特殊鋼電炉が約22万トン増加する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社