2009年10月29日

中山製鋼所、鉄鋼事業を抜本改革

 中山製鋼所は28日、構造改革とこれに伴う経営基盤強化計画を発表した。基本的には単独ベースの販売量が前上期(2008年4―9月)実績の7割の月間10万トンにとどまっても安定収益が出せる体質を構築する。

 具体的には来年6月末に転炉(中山式冷鉄源溶解法=NSR)、コークス工場を休止するとともに、自家発電などのエネルギー関連設備も止める。これに伴い、人員は2割強に相当する約200人強を削減し700人体制とする。一連の取り組みにより、来期(11年3月期)には連結業績の経常損益で黒字転換を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社