2009年10月27日

鉄スクラップ、市況下落に歯止めも 大阪輸出価格

 大阪金属リサイクル工業協同組合(理事長=宮崎法峰・ミヤザキ・メタルサービス社長)は26日、鉄スクラップ共同輸出入札を実施し、トン当たり2万3150円(H2グレード・FAS)で成約した。落札商社はアラエ商会で、契約数量は5000トン。船積み期間は11月2―30日までを予定している。

 今回の成約価格は、関東鉄源協同組合が今月14日に実施した11月積み鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格(H2)と同水準。中国が鉄スクラップ輸入を控えるなか、韓国メーカーが先週中に日本鉄スクラップへのオファー価格(H2)をFOBトン2万3300円前後まで引き下げていたこともあり、「予想以上に高い結果。9月末からの市況下落に歯止めがかかるのでは」(ヤード筋)との見方が強い。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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