2009年10月22日

鉄連会長 「自律的回復至らず」 来年1-3月

 日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は21日の定例会見で、「国内は自律的な回復の過程に乗ったとは必ずしも言えない。(一部の需要産業の回復は)政府の景気対策によるところが大きく、いずれ一巡する。補正予算の執行状況もどうなるか分からない。足元の円高も製造業など輸出産業に大きなインパクトを与えている。

 海外も同様に各国政府の景気対策効果が大きい」との認識を示した上で、来年1―3月期の全国粗鋼生産レベルについては「不透明材料が多く、見通しにくい状況にある」と述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社