2009年10月19日

鉄スクラップ、相場に下げ止まり気配

 国内鉄スクラップ相場が底値圏に突入し、下げ止まり気配が広がり始めている。東アジア向け輸出商談が再開されたことなどが要因。指標となる新規輸出成約価格(H2)は、FOBトン2万4000円前後で韓国向けがメーン。9月以降は停滞していた輸出契約だが、「現時点で国内全体の輸出契約は10万トン前後に回復している」(商社)という。輸出商談の再開で全国的に市況の下げピッチは鈍化しており、関東など地場電炉メーカー買値が輸出価格を下回る一部地域では湾岸での集荷が難航、反発気配も台頭している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社