2009年10月15日

中国、能力過剰が深刻化 年7・2億トン

 中国の鉄鋼生産能力過剰問題が深刻化している。2008年末に6億6000万トンだった粗鋼生産能力が本年末には7億2000万トンに達する見通し。

 一方で内需は4兆元規模の緊急経済対策によるインフラ整備関連の条鋼類中心に拡大しているものの、欧米など先進国の景気停滞によって鋼材輸出が大幅に減少し、電機など間接輸出も低迷している。

 中央政府は規模での制約による旧式・中小ミルの淘汰を進め、大手ミルに生産設備を集約することで、需給ギャップを縮小するとともに鉄鋼業の国際競争力を高める施策を打ち出しているが、ほとんど進展していない。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社