2009年9月25日

神戸製鋼、生産回復 想定超える

 神戸製鋼所は本年度第3四半期(10―12月)の粗鋼生産量を能力比8割程度に引き上げる見通しだ。薄板、棒線の最大ユーザーである自動車が増産基調に入っているうえ、海外市場の好転で輸出比率(金額ベース)が30%近くに達するなど引き合いが増えているため。

 ただ厚板分野での造船メーカーの建造ピッチのダウン、建築の先行き不透明感、さらには海外マーケットでの市況下落に伴う引き合い鈍化懸念など不安要素もあり、需要動向を慎重に見極めながら、需要見合いの生産・販売スタンスを堅持する構え。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社