2009年9月4日

世界鉄鋼協会、鋼材の優位性再度示す 自動車素材

 日本鉄鋼連盟は3日、世界鉄鋼協会の自動車分科会、ワールドオートスチール(WAS)が次世代自動車となる電気車自動車を対象にホワイトボディー(車体骨格)重量の35%減などを想定した車体コンセプトを開発する「フューチャー・スチール・ビークル」プロジェクトの第2弾を立ち上げると発表した。

 EUで二酸化炭素(CO2)排出量を2012年までに走行距離1キロメートル当たり130グラム以下にする環境規制が導入されるなど世界的に環境規制が高まる中、電気自動車やハイブリッド車などの環境対応車の需要が急速に増加しているが、安全性向上とともにCO2総排出量からみたトータルLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)を勘案した場合なども含めた自動車用素材としての鉄鋼材料の優位性をあらためて示す試み。

 3日には日本の参加メンバーの新日本製鉄、JFEスチール、住友金属工業、神戸製鋼所の4社が共同会見し、第1弾の研究成果と第2弾の計画内容について明らかにした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社