2009年9月4日

鉄スクラップ、東ア向け価格が底値圏

 東アジア向けの新規鉄スクラップ輸出価格が底値圏に突入した。国内では電炉メーカー各社の鉄スクラップ買値引き下げが続いているが、米国市況の反発などを受けて、韓国鉄鋼メーカーを中心に輸入オファーが増加。

 今週の成約価格(H2)は韓国向けFOBトン2万9500円前後と3万円を割り込んだが、「この価格帯よりも安いオファーはあるものの、成約は進んでいない。次週以降の新規商談では、オファー価格の引き上げも考えられる」(商社)とみる向きも出始めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社