2009年9月1日

関西流通、薄・中板2000―4000円上げ

 関西地区の鋼板扱い業者は9月から、薄・中板の定尺価格をさらに2000―4000円程度引き上げる方向だ。

 海外ミルや東京製鉄の製品値上げを受け、一部業者は盆休明けから、2000―3000円程度の売値引き上げを実施しているが、ユーザーサイドの購買意欲が鈍く、市況への反映は小幅にとどまっていた。ただ、流通としては先行きの仕入れ高による採算悪化を回避するため、さらに売腰を強める。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社