2009年8月28日

新日鉄 「ハット+H工法」が土木工事で初採用

 新日本製鉄は27日、東洋建設からフィリピン向け円借款案件のパシグ・マルキナ河川改修事業で鋼材約2万トンを受注するとともに、ハット形鋼矢板とH形鋼を組み合わせた高耐力構造「新日鉄ハット+H工法」が国内外の土木工事で初めて採用されたと発表した。

 世界最大幅を持つハット形鋼矢板(幅900ミリ)の高い耐力、施工性の良さを生かしながら、サイズメニューが豊富なH形鋼と結合させることで、工事地域の地盤状態に応じてより高い耐力と低コストを両立できる。海外では今後も河川改修などの都市整備や交通インフラ整備などの建設事業が見込まれており、年間2―3件程度の受注をめざす。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社