2009年8月25日

五十鈴、販売量を上方修正

 新日本製鉄―メタルワン系の大手コイルセンター、五十鈴(本社=東京都大田区、鈴木貴士社長)は、2009年度のグループ連結販売量見通しを3月時点の96万トンから100万トン超に上方修正した。

 約7割を占める自動車関連向けで、重量税・取得税の減免措置などの政府支援策をテコに国内生産が上向いてきたほか、好調な販売が続く中国をはじめとする新興国へのKD(ノックダウン)生産が増えてきたことが要因だ。

 また公表を見送っていた経常損益についても、7月からグループ連結ベースで黒字転換し、通期での黒字確保は確実になったとしている。

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