昨年末以来、低迷を続けてきたローモ・ブリキの輸出価格が反発局面に入っている。
新日本製鉄は8月中旬からアジア向けの10―12月積みローモ・ブリキ輸出商談をスタート。ローモは7―9月積み比100―150ドル、ブリキは同150―200ドルの値上げをオファーしたが、ローモではすでに一部ユーザーと100ドルを超える水準の値上げとなるCIF820―830ドルで合意したケースも出ている。
またブリキについては現時点では合意にまで至っていないが、100ドルを超える値上げでのビッドも需要家から出されているようだ。