2009年8月20日

日本金属工業、精密圧延品を拡販

 日本金属工業が2年前に独自開発した省ニッケルばねステンレス「NTKD―7S」の出荷が好調に推移している。昨今のニッケル価格高騰を受け、オーステナイト系ステンレスばねSUS304の代替鋼種として、海外の日系メーカー向けを中心とした拡販活動の成果が実を結びつつある。直近の出荷見込み量は月200トンと4月から約3倍以上に増えた。

 今春に発表したSUS301代替の省ニッケル鋼種「NTKD―3」、SUS301の伸び特性改善鋼種「NTK301HD」なども拡販品種にプラスし、今後ばねメーカー各社に精密圧延品の販売を強化したい考え。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社