2009年8月19日

東京製鉄、全面値上げ 原料上昇を反映

 東京製鉄は18日、9月契約の鋼材店売り(一般流通)価格を発表し、全品種トン当たり3000―5000円引き上げた。全面値上げは08年6月契約以来1年3カ月ぶり。

 原料鉄スクラップ価格の上昇を受けたもので、上げ幅は線材、縞H形鋼、I形鋼、溝形鋼、厚板が3000円、異形棒鋼、H形鋼、ホットコイルなどその他品種が5000円。「鉄スクラップ価格の上昇などコストアップは避けられず、製品値上げにより採算改善を図る」(大堀直人常務)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社