2009年8月13日

普通鋼電炉メーカー、原料高で月次赤字も

 普通鋼電炉メーカー各社は、原料鉄スクラップ価格がトン3万円を突破したことで、月次赤字に陥る可能性が高まってきた。

 電炉主要製品の異形棒鋼とH形鋼の市況は、関東地区でそれぞれトン5万9000円、7万円で推移している。製品と原料の値差(メタルスプレッド)は急速に縮小しており、ここ1―2カ月で採算ラインを割る危険性が高まっている。すでに値上げを打ち出しているメーカーもあるが、需要低迷下で苦戦しているのが実情だ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社