2009年8月12日

東京地区の厚板、需要減続き弱含み 上半期回顧

 一般店売り厚板の需要環境は昨秋以来の景気後退に伴い、急激かつ大幅に悪化した。同時に市況も年初以来一貫して下げ局面が続いている。シャーリング(溶断加工)業者はじめ扱い流通各社の販売量は半減。過剰在庫を抱えて、在庫調整に努めてきた。

 年初に定尺(19ミリ、5×10)でトン当たり12万6000円、切板で14万5000円だった市況は8月現在、定尺が9万5000―10万円、切板が11万円どころと、それぞれ3万円前後の下げ幅となった。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社