2009年8月12日

鉄スクラップ、輸出市場が上昇基調

 中国を中心とした東アジア圏での需要拡大により、鉄スクラップ輸出マーケットは上昇基調が続いている。国内商社によると、韓国鉄鋼が10月入着分の米国鉄スクラップ(HMS・No.1)をCFRトン340米ドル前後(約3万2340円)で成約した。

 日本からの輸出価格(H2)は、中国向けですでにFOBトン3万円を突破。さらに、中国高炉メーカーが買いを進めるHSグレードについては日本国内の相場を大きく上回っており、「中国向け価格が韓国鉄鋼メーカーとの新規契約商談に影響を与えそうだ」(商社)。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社