2009年8月11日

東京地区のステンレス冷薄、Ni系に上伸ムード

 最大の需要先である建材向けが低迷する中、メーカー、流通ともに昨年から在庫調整に取り組んだ結果、市中在庫は欠品サイズが常態化している。「とくにゴールデンサイズがない」(大手流通筋)と困惑気味に話す。

 全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)の6月統計ではニッケル系冷延品の在庫率は1・58と需給にタイト感がある。目先、SUS304ベースサイズはトン28万―29万円どころで推移しそうだが、月末までには1万円程度上昇となるか。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社