2009年8月7日

鉄スクラップ、10カ月ぶり3万円台 急速に需給タイト化

 国内鉄スクラップ相場が急騰し、指標品のH2価格が2008年10月以来、10カ月ぶりにトン3万円に到達した。

 全国的に鉄スクラップ発生量が落ち込むなか、中国や韓国に加えて、粗鋼生産の回復を受けた高炉メーカー各社が購入を拡大するなど、国内外で鉄スクラップを調達する動きが活発化。需給は急速にタイト感が強まり、「当面、国内鉄鋼メーカーと常に国内相場をリードする中国を中心とした海外との競り合いが続く」(商社)見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社