2009年8月3日

共英製鋼、4―6月経常益5倍

 共英製鋼が31日発表した2009年4―6月期連結決算は経常利益が前年同期比397・2%増(4・97倍)の56億7600万円、純利益が同425・8%増(5・25倍)の32億7600万円と大幅増益となった。売上高は同47・7%減の291億3300万円と大幅減収。

 4―6月の製品出荷量が約16万トンと前年同期比30・8%減となったことに加え、販売価格が同1万9000円(トン当たり)下落したことが減収要因。主原料の鉄スクラップは急騰局面だった前年同期に比べ約4万円下落する一方で、製品価格は同約1万9000円の下げにとどまり、スプレッドが同2万1000円拡大したことが増益につながった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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