2009年7月30日

新日鉄、2期連続で経常赤字

 新日本製鉄が29日発表した2009年4―6月期連結決算は経常損益が前年同期の1440億円の黒字から566億円の赤字に落ち込んだ。製鉄事業が出荷数量減と販売価格の低下、原料キャリーオーバー(CO)などの一過性要因によって大幅減益となったためで、2四半期連続の連結経常赤字となった。

 9月中間期の連結経常損失予想を4月の暫定見通し1000億円から1100億円に下方修正したが、通期見通しは暫定数値として経常損益ゼロを据え置いた。中間配当(前期5円)は見送り、期末配当は第3四半期決算発表時に公表する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社