2009年7月30日

日韓鉄鋼対話、需要見合いの生産実施

 第10回日韓鉄鋼対話が28日、韓国・ソウルで開催され、韓国側が対日鉄鋼貿易で赤字幅は縮小しているものの、赤字が継続している点を指摘、日本からの鋼材輸入急増などの回避、公正な貿易秩序の確立と貿易関係の均衡的発展が要請され、両国で需要見合いの生産を実施していくことで一致した。

 強制規格、輸入関税引き上げなど世界的に広がる保護主義的な動きに対しては両国とも懸念を表明、G20や経済協力開発機構(OECD)での議論を踏まえ、連携して対応していくことになった。BHPビリトンとリオ・ティントの鉄鉱石事業の統合では独占への懸念を強め、独禁当局への働きかけや情報交換などで協力していくことで合意した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社