2009年7月28日

鉄筋棒鋼需要、33年ぶり800万トン割れ

 2009年度の鉄筋用棒鋼の需要(国内向け出荷量)は、前年度比10―20%ダウンの724―792万トンに落ち込む見通し。普通鋼電炉工業会の小棒委員会(委員長=西村勇二・合同製鉄常務)によると、鉄筋造を中心としたマンション建設が低迷しており、09年度は33年ぶりに800万トン割れとなる公算が大きい。

 27日に会見した普電工の日野光興会長(JFE条鋼社長)は「政府は経済対策などを打ち出しているが、建築向けに対する影響は少ない」と指摘、あらためて小棒電炉メーカーは実需見合いの生産に徹することが大事だと強調した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社