2009年7月16日

高炉各社、国内厚板の減産強化

 高炉各社は国内向け厚板の減産姿勢を7―9月に向け強化する方針だ。建設機械・産業機械分野、建築鉄骨などの需要環境は、4―6月より厳しいとの見方が強い。シャーリング業(切板加工業)の在庫率が約3カ月分に達するなど、流通、需要家の各段階の在庫水準は非常に高い。

 比較的好調な造船分野でも新造船受注の激減、建造ピッチのダウンなど下振れ懸念がある。需要好転の材料に乏しい中、年度上半期(4―9月)中に在庫を適正化し、シャー在庫で30万トン前後を実現したい考えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社