2009年7月13日

POSCO、技術力強化 商品開発・原料活用

 韓国POSCOの鄭俊陽会長・CEOは10日、厳しい経営環境がしばらく続くとの認識のもと、「2009年は1兆3000億ウォン(約1000億円)のコスト削減を実施し、並行して商品開発や低品位原料活用技術など技術力の強化を急ぐ」ことで高い収益力を維持するとともに、来るべき需要回復期に向けて国際競争力を高めていく考えを明らかにした。

 中長期的には「2018年ビジョン」の大枠を変えず、国内での連結粗鋼4100万トン体制の確立、インドとベトナムでの一貫製鉄所建設などの計画を具体化し、国内外での粗鋼5000万トン体制を柱とした連結売上高100兆ウォンを目標に持続的成長を図っていく方針を示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社