2009年7月6日

7-12月積み電機薄板輸出、高炉 値上げの意向

 高炉メーカーと日系電機メーカーの本年下期(7―12月積み)のアジア向け薄板輸出商談がスタートしたもようだ。現在、互いの市況認識、生産動向などで意見交換を行っている段階で具体的な価格提示には至っていないようだが、高炉メーカー側はアジアの薄板市況の反発を手掛かりに数十ドル程度の値上げを行いたい意向。

 日系電機側は生産回復途上にあるうえ、業績回復が急務の課題になっているだけに、値上げに対し反発を示すことが予想され、交渉は難航する見通しだ。ただ、低迷を続けてきた薄板のひも付き輸出価格がようやく底入れから反発に向かう可能性が出てきた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社