2009年7月3日

表面処理鋼板、値上げ機運高まる

 東京地区の表面処理鋼板扱い筋で値上げ機運が高まっている。メーカーの減産によって在庫調整が進んだことで、ベースサイズを中心に市中在庫に歯抜けが生じ、仲間取引を中心に引き合いが増加していることが背景にある。

 またアジアの薄板市況の回復で、韓国の単圧ミルが値上げ姿勢を示すなど輸入材価格が上昇気配になっていることも支援材料だ。主力の建築需要が低迷しているだけに先行き不透明感はぬぐえないが、扱い筋では今月初めから5000円程度唱え価格を引き上げている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社