2009年6月30日

韓国で鉄スクラップ値下げ続く ヤード業者輸出検討

 韓国の現代製鉄などの主要電炉メーカーは29日から韓国内の鉄スクラップ購入価格をトン当たり1万5000ウォン引き下げた。東国製鋼、韓国鉄鋼などは先週25日からの下げ通告だったようだが、一部に入荷規制もあり、実質的には今週からの引き下げとなる。

 電炉各社は、高水準の輸入スクラップ入荷で工場に在庫できない状況で、今回の下げは「断り価格」的な下げと理解されている。アメリカ、欧州、日本などの主要市場が上昇している中での韓国内下げは、ヤード業者の反発も強く「輸出市場への進出も検討している」といった声も出ている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社