2009年6月17日

鞍山鋼鉄・現代製鉄、相次ぎ値上げ

 関係筋によると、中国の鞍山鋼鉄は8月積みの日本向け熱延コイルの価格を32ドル程度引き上げ、500ドル(C&F、4万9000円)とすることを取引先に通達した。引受量については前月積みで制限したことから、8月積みは前月よりも増やしたい意向。

 韓国の現代製鉄は15日、7、8月積みのH形鋼輸出価格をトン50ドル(4900円)引き上げると発表した。各国の景気刺激策で需要が上向いており、欧州メーカーの値上げを受けて国際市況が上昇しているため、値上げに踏み切る。ドル安や輸送費の上昇、原油など製造コストの上昇で悪化した収益を改善する狙いだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社