2009年6月1日

09年度溶材出荷、10%減30万トン割れ

 溶接材料最大手の神戸製鋼所・溶接カンパニー(カンパニープレジデント=粕谷強常務執行役員)は2009年度の溶接材出荷が国内外合わせて30万トンを若干割り込み、前年度比10%前後減少するとみている。国内は前年度と比べ1割弱減の14万トン、海外向けは欧米を中心に同1割強減少し15万トン程度まで落ちるとみる。

 需要減退局面でも利益を出せるような体制づくりを進め、コスト減と生産効率化を進める一方、自社の強みを生かした「世界のリーディングカンパニー」をめざす方針は変わらない。世界大手の米リンカーン・エレクトリック、欧エサブに勝る競争力をつける。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社