2009年5月27日

鉄スクラップ、上げ一服感台頭 輸出頭打ち

 東西の鉄スクラップ相場に上げ一服感が台頭してきた。市況の下支えとなる輸出成約価格が頭打ちとなっているのが要因。

 直近の価格(H2ベース)は前週比横ばいのトン2万2000―2万3000円。当面は既契約分の船積みが続くため、国内の需給バランスが崩れる可能性は低く、「下げ基調に転じるかは判断材料に欠ける」(流通筋)といわれている。

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