2009年5月22日

昭和電工、大町の電極製造ライン 燃料LNG化

 昭和電工は21日、大町事業所(長野県大町市)の電炉用電極の製造ラインで、焼成工程の燃料を従来の重油から液化天然ガス(LNG)に転換したと発表した。

 今年2月に最大270キロリットルを貯蔵できる県内最大級のLNG設備を新設、LNGをガス化して焼成工程に供給している。燃転によるCO2削減量は年間1万トンで、ガス化のために使用する熱源は事業所内で発生する余剰廃熱を有効活用している。

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