2009年5月14日

東京地区の厚板、先安観いぜん強い

 厚板は弱含み。定尺(19ミリ、5×10)がトン当たり10万5000―11万円、切板が11万―12万円どころ。建築分野のほか、建機・産機分野といった需要産業の低迷が常態化している影響で、市中の荷動きは極めて低調。

 鋼材の先安観もあって建築分野では物件の受注がずれ込んでいる事情もあるようだ。建産機分野はまだ底打ち反転には至らず、切板需要も回復の見通しに遠い。

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