2009年5月11日

中山製鋼所、エッジヒータ導入 来年6月熱間ミルに

 中山製鋼所はホットストリップミルにエッジヒータを導入する。設備製作を含めた作業を近く開始し、来年6月に完成予定。投下金額は約10億円。同ミルでの製品品質向上と、リロールメーカーの冷延向け材料など対象品種の拡大が狙い。

 同社は前中期計画(2006年4月―09年3月)で経営体質・基盤強化のため、大型設備投資を実施した。とくに、ホットストリップミルは表面・板厚・板幅の精度アップなど品質の向上、コイル単重の25トン化など商品力の強化、圧延工程能力増強を軸とした高級鋼の増産、商品開発力向上のための投資を行った。

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