2009年5月7日

三菱製鋼、固定費70億円削減

 三菱製鋼は2009年度に70億円の固定費削減を行う。経済危機を受けた厳しい経営環境を勘案、役員報酬のカット、労務費削減、工場での修繕費圧縮などを進める。

 労務費では需要に見合った体制を敷き、残業代カットや従業員の賞与30%カット、さらに本社を含めた全事業所で4月から3カ月間、月平均10日間の一時帰休を実施する。修繕費圧縮では10億円レベルの削減を図る。

 自動車、建設機械など主力需要分野では先行きが不透明なため、本年度からスタートする予定だった3カ年の新中期経営計画は収益改善など緊急対策を優先し、2010年度から1年遅らせて着手する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社