2009年5月1日

日新製鋼、コスト削減 大幅上積み 今期は200億円超

 日新製鋼は厳しい経営環境が続く見通しであることから2009年度は200億円以上の総コスト削減をめざす。08年度は合理化・総コスト削減委員会が中心となり、原料・減価償却を除く総コストの6%弱、85億円の追加削減を実施したが、09年度は大幅に上積みする。

 09年3月期連結業績は、ステンレスの収益悪化などにより経常損益が前期の545億円の利益から123億円の赤字に転落。10年3月期は暫定値ながら経常損失が500億円に膨らむとの見通しを示している。

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