2009年4月2日

五十鈴、09年度販売計画 8年ぶり100万トン割れ

 新日本製鉄―メタルワン系の大手コイルセンター、五十鈴(本社=東京都大田区、鈴木貴士社長)は1日、グループの2009年度計画について連結販売数量を08年度見込み比17・2%減の96万トン、売上高を同21・3%減の978億円に設定したことを明らかにした。

 主力ユーザーの自動車の低迷をはじめとする製造業の失速、鉄スクラップ価格の下落などの影響を大きく受けるためで、販売数量が100万トンを割り込むのは01年度以来8年ぶりとなる。経常利益については現時点では見通せないとして公表を見送った。

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