2009年3月23日

NSSC、厚板シャー 在庫情報を共有化

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は19日、取引が多い厚板シャーリング業者11社と在庫ロール関連など双方向型の情報共有システムを構築し、熱延コイルカット品の直売化を開始すると発表した。新システムは今月末からテストランをスタート、4月末には正式に運用する。

 コイルカット品の直売化は一部シャー間ではすでに開始しており、徐々に拡大する。月1000トン程度をめどに5フィート幅、板厚8ミリまでの製品を関東と関西の外部コイルセンターで切断加工する。委託および販売事務処理はNSSC直系商社のNSステンレスが代行する。

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