2009年3月19日

シーヤリング工場、赤字幅縮小に注力

 シーヤリング工場(本社=堺市西区、永吉明彦社長)は来期(2010年3月期)、母材在庫の評価損などにより経常赤字を予想しているが、赤字幅の縮小に注力する。主力の切板事業は上期(4―9月)で月間平均1200トン、下期(10月―10年3月)で1450トンの加工量を計画している。

 また、今年10月から熱処理事業を開始するが、稼働後は4直3交代体制で月間1500トン以上の加工を予定している。設備投資は極力抑制するが、岸壁のシャトルクレーンの修繕と工場の屋根の更新を予定している。コスト低減や歩留まりの向上も推進する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社