第4回日中鉄鋼業環境保全・省エネ先進技術交流会は13日、2日間の日程を終え、閉幕した。今回は地球環境に重大な影響を及ぼす硫黄酸化物(SOX)除去対策などをテーマに専門家による技術交流を実施。
「第1回以降、回を重ねるごとに議論の中身が濃くなっており、今回は極めて実務的な質疑が交わされた」(市川祐三・日本鉄鋼連盟専務理事)、「環境対策についての幅広く、有益な技術交流ができた」(遅京東・中国鋼鉄工業協会副秘書長)と交流会の意義を双方であらためて評価。今後も両国の技術交流を通して世界の鉄鋼業が抱える環境問題の解決を図っていく意思を確認し合った。