2009年3月9日

薄板輸出商談 上半期、高炉の苦戦必至

 高炉メーカーと日系電機メーカーの今年上半期のアジア向け薄板輸出商談の攻防が本格化している。アジア市況の下落などを背景に数百ドルレベルの大幅値下げを求める電機メーカーに対して、高炉メーカーは収益悪化から値下げ幅を抑えたい考えだが、中国や韓国など海外ミルの攻勢も激しくなっており、苦戦が必至の情勢だ。

スポンサーリンク