2009年3月6日

関西冷延定尺、1年ぶり9万円割れ

 関西地区の冷延薄板の定尺市況はこのほど、3000円方下落し、8万7000円(トン当たり、1ミリ厚の4×8サイズ、コイルセンター出し値)が実勢化した。地区の市況が9万円の大台割れとなるのは昨年3月以来、1年ぶりのこと。

 需要の激減により、荷動きが大きく落ち込んでいるうえ、過剰在庫の処理から、扱い筋が安値対応しているため。今後、国内外メーカーが製品価格を引き下げる方向にあり、その動向次第ではさらに下げ足を速める可能性が強まっている。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社