普通鋼在庫、６カ月ぶり減577万トン

　日本鉄鋼連盟が27日に発表した１月末の普通鋼鋼材の国内向け在庫は前月比２％、11万５０００トン減の５７６万６０００トンと６カ月ぶりに減少した。一方、輸出船待ち在庫は２・３％、１万５０００トン増の68万２０００トンと過去最低だった前月からは増加した。

　国内・輸出トータルの在庫が若干減少したものの出荷レベルが低下したため在庫率は前月比18・５ポイントアップの１４３・６％となり、３カ月連続で１００％を大幅に上回った。うち国内在庫率は12・９ポイントアップの１６７・９％と76年１月以来のハイレベルとなった。