2009年2月6日

ステンレス大手5社、4社が経常赤字

 日本冶金工業は5日、2008年4―12月期の連結決算を発表、ステンレスメーカー大手5社の連結決算が出そろった。上位4社が10―12月期で経常赤字となり、高砂鉄工は4―9月中間期からの赤字幅が拡大した。

 国内外のステンレス需要の急減により販売数量が減少、ニッケル価格の下落による製品先安観から、需要家の買い控えも続き収益を圧迫した。原料仕入れ価格と製品販売価格とのタイムラグによる在庫評価損も下押し要因。需要の早期回復は見込めないことから、通期は各社とも赤字幅が拡大する公算が大きい。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社