2023年7月25日

JFE、新溶接工法開発 橋梁など 鋼構造物の耐久性向上

 JFEスチールは24日、橋梁など鋼構造物の耐久性を高める新たな溶接施工法「FLExB(フレックスビー)溶接」を開発したと発表した。接合部材のガセットプレート(補強用鋼板)の短辺側を溶接、その短辺溶接部を挟み込むように長辺側を溶接。溶接ビードを延ばし、疲労損傷を抑える。溶接部の疲労き裂の起点箇所の応力レベルを軽減。疲労き裂の発生を遅らせ、き裂の進展を抑制、疲労損傷への耐久性を高める。JSSC(日本鋼構造協会)の疲労等級を1等級向上、寿命は2―3倍延長。表面処理などの作業工程を省略、施工能率を高める。疲労損傷への耐久性に優れる厚鋼板、AFD鋼と併用すると2等級アップ、耐疲労性能が上がり、寿命は4―6倍延ばせる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社