2022年3月15日

日本製鉄が新工法 反転スカラップを用いた梁端現場接合 高い耐震性、施工性と両立

 日本製鉄は日建設計、永井製作所と「反転スカラップを用いた梁端工事現場接合工法」(反転スカラップ工法)を共同で開発した。想定される首都直下型地震など巨大地震や長周期地震に対する高い耐震性の確保と鉄骨製作の合理化の両立を目指した工法で、工事現場で柱に梁を溶接する際に梁端部に設けられるスカラップ(溶接孔)の形状を改良、地震時の繰返し荷重に対して、スカラップを設けないノンスカラップ工法とおおむね同等の破断性能を持つ。従来型のスカラップ形状(複合円型スカラップ)を上下に反転、スカラップの底部を緩やかな円弧形状(反転スカラップ)とした。日本建築センターの一般評定を昨年4月に取得、今後、新工法の普及を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社